食べられるはずの食品が捨てられてしまう食品ロス問題。
毎日のくらしのなかで、今からできる食品ロス削減対策を紹介します。
できるところからはじめてみましょう。
同じ食材を買ってしまわないように、買い物をする前に冷蔵庫の中をチェックしてみましょう。日々冷蔵庫の整理をすると食材を使わないまま腐らせてしまうことを防げます。また、数日分の献立などをあらかじめ決めておくと無駄な買い物をしないですみます。
「消費」期限は安全性が保たれる期限ですが、「賞味」期限はおいしさが保たれる期限。賞味期限を越えていても、すぐに安全性に問題があるとは限りません。すぐに食べる・使う食品はできるだけ手前からとっていくことでお店としても商品を無駄にすることなく販売することができます。
レストランなどで、はじめて頼むメニューはどのぐらいの分量かあらかじめお店の人に聞いてみましょう。自分の食べられる量を把握し食べ切るように努めることが大事ですが、残ってしまうときはお店の人に持ち帰ることができるか聞いてみてもいいかもしれません。
使いきれない野菜や調理したおかず、パンなど保存がきくものについては、ラップやジッパー付きの保存袋にいれ、冷凍保存をすることで長く食材を使うことができます。また家で余っている食品を捨てずに持ち寄り、必要としている人に届ける活動をフードドライブといいます。フードドライブはさまざまなところで行われているので調べて活用してみましょう。
食品ロスをなくすため、さまざまな企業が対策を講じています。
「チャレンジ省資源宣言」企業の取組を紹介します。